■ ID | 253 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 土壌を用いたヒ素含有浸出水の浄化に関する基礎研究 |
■ 著者 | 川嵜幹生
埼玉県環境科学国際センター 倉田泰人 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 平成15年度廃棄物研究発表会全国環境研究協議会企画部会廃棄物小委員会、平成16年1月23日 |
■ 抄録・要旨 | 最終処分場にはヒ素化合物を含む廃棄物が埋立処分されているため、埋立地浸出水中からヒ素が検出されることがある。そのため、様々な要因により周辺環境に漏出する危険性は否めない。本研究はそのような緊急時を想定し、その対策技術の開発を目的として、土壌によるヒ素の捕捉に関する検討を行った。実験は実際の対策技術を踏まえ3つの観点(土壌散布、強制混合、浸透)からシリンダー、バッチ、カラム実験を行った。
土壌散布試験に比べ、強制混合及び浸透試験における結果が、高いヒ素捕捉率(90%以上)を示した。これらの結果から土壌によるヒ素の捕捉は、ヒ素と土壌との接触時間が重要な要因であることがわかった。これらの検討から、接触時間を長くできる手法、漏出浸出水を土堰堤や土壌カラム層に通すことが有効な対策であることがわかった。 |
■ キーワード |
| 一覧に戻る |